糖尿病日記 発症(足の壊死から手術をうけるまで)

まずは、発症(足の壊死から手術を受けるまで)について

 

4年前の春ごろに、病状の初期段階が来ました。

少しゴルフをするのですが、その時にほんの小さな傷ができました。

それは特に気にならなかったのですが、足の裏に少し穴が開いていました。

それが気になり、病院にいったところ医師から伝えられたのは

「ただのタコですね」

その一言だけでした。

自分もそう気にはならずに、普通に処置してもらい

キズテープのようなもので保護してもらいました。

このときなぜか風邪のような、微熱のようなものがありました。

これも気になったので、医師に確認すると

「大丈夫。点滴に抗生物質いれてるからそれでしょう」

とのことでした。

医師の言うがまま、そうであろうと思い、その日は帰宅しました。

ですが、その日の晩から微熱はひかず、寝れずに夜を明かしました。

次の日、キズテープの交換という名目で病院の予約を入れていましたので通院。

処置後、昨日のことを医師に相談すると

「風邪ですかね。風邪薬とまた抗生剤点滴しておきましょう」

と、それだけでした。

そのまま、通院を繰り返し3日ほどで熱もひき、あとは傷の治り具合だけと思って

いました。

すると、足から黄色い液体が流れているのに気づきました。

熱がしんどかったので、あまり足には気を取られておらず、

足の具合は医師が診ているから大丈夫だろうと思っていました。

時間は過ぎ、自分では足の状態が診れないような処置の仕方だったので

病院に行き、処置をしてもらおうとすると

右足の甲は黒々としており、痛さも何も感じない状態になっていました。

騒然とした僕は医師に

「これは何ですか」

そう問うと、医師は

「壊死してますね」

ただ一言。

普段はあまり怒るタイプではないのですが、この日だけは違いました。

ほかの患者が居るにも関わらず、大声を出してしまいました。

それでも、病院は謝罪や弁解もなく、淡々と

「紹介状書きますので、ほかの病院に行ってください」

この一言。

もうここの病院だけは来たくないし、一時も居たくない。

こう思い、

「救急車呼んでください」

と、いうと病院は

「当院では、救急車は呼べませんので自分でほかの病院に行ってください」

と、ひとこと。

もうここだけは忘れもしません。

所定の手続きをして、支払いをし、どうしようか悩みながら病院を出ました。

次へ行く病院は、何度かかかったことのある病院だったので

事情を説明し、今どういう状況で、今から向かいますと自分で連絡しました。

その時は、車の運転なんとかできる状態だったので自走しました。

本来なら30分で着く病院が、途中意識を失ったのも原因かもしれませんが

50分程度かかって到着。

受付で、事の成り行きと紹介状を渡すと

「非常に危険な状態ですので、自分で歩かないでください」

僕の頭は少しパニック状態になりました。

でも、言われるがままに車椅子に乗せられ、形成外科へ。

形成外科内では、右足出してくださいと言われただけ。

有無を言わさず、検査へ。

採血・尿検査・レントゲン・MRI

僕はどうなるんだろう・足はどうなるんだろう。

このことばかりが頭に浮かんでいました。

一連の検査が終わると、形成外科に戻る前に、一室に通されました。

そこでは、

「着替えてください。といってもこちらでやりますのでベッドに寝て下さい」

これだけでした。

いわゆる、手術着というものでした。

下着も脱がされ、紙おむつをされ、いよいよどうなるのか不安でした。

ベッドに横になりながら、形成外科に戻ると、医師から

「右足の膝から下を切断します」

と、ひとこと言われました。

僕は一日でなにが起こったかわからず、またもや激昂してしまいました。

何の説明もなく、淡々と行われていく病院の態度に苛立ちを隠せませんでした。

激昂した僕を見てわかったのか、医師は

「非常に危険な状態で、これは糖尿病による合併症です。

足が極端に言うと腐っています。これが黴菌となって体中に駆け巡る可能性が

あります。そうなると足だけではなく、最悪死に至るケースがあります。」

僕は何を言ってるのか、最初はわかりませんでした。

でも、今回の医師はわかりやすく説明をしてくれて治す方法まで教えてくれる。

最悪のケースと、最良のケース。

リスクをとるか、安全をとるか。

それでも最後に決めるのは患者自身なので、という最後の意思決定まで

させてくれる情報を僕に短時間でくれました。

言っても、五体満足で帰りたいのが心情です。

僕は足を残すことに決めました。

そして、この20分後手術をすることになるのでした。

この手術前の空白の20分ですが、急遽母親に連絡し

「手術することになったので、○○病院に来てほしい」

そう伝えました。

母が病院に着くころには、僕は手術室へ。

結局誰にも会えずじまいで手術を受けることに。

不安な気持ちもありましたが、なぜか大丈夫な気がしていました。

今でも覚えているのが、手術室へ向かう道中、音楽が聴こえました。

なぜ手術受ける前にクラッシック音楽がかかっているのだろう。

僕の頭の中はそれだけでした。

不思議と音楽の音色に乗せられ、不安感は無くなっていました。

麻酔をしますので、横向きに寝て下さい。

と言われたのを最後に僕の記憶は無くなりました。

ここからが手術なんだな。あとは運を天に任せるだけ。

どうか無事でありますように。

と思い、目を閉じました。

 

 

次回は、発症(手術後)を書きたいと思います。

 

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